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T-23はソビエト連邦の豆戦車。 == 概要 == 1929年、世界恐慌が起こり世界中で戦車製造が一時的に下火になる中、その影響の弱かったソ連では各種の戦車開発が続けられていた。この時期のソ連の戦車開発は黎明期にあり、T-23はその中では比較的後から製造が始まった。 1928年から開発が始まっていたT-18に続く形で開発が行われた本車は、これまでの戦車とは一線を画する為に、ホイールに改良を加えられた。 開発の系統としては、T-23はT-18の系列に属し、MS-3軽戦車から発展したものである。砲塔を撤去して固定式の戦闘室を設けた。車体重量は3.5t程度に減少した〔ピーター・チェンバレン『世界の戦車』321頁〕。 その結果当時としては快速な35km/hという速度を出すに至るものの、T-18以下の装甲であり、攻撃力も同等でありながら、T-18よりも遙かにコストの高い車両になってしまった。その為、1930年に開発が完了したにも関わらず、ただちに生産は打ち切られた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「T-23 (戦車)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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